流産入院1日目~前処置~
流産の入院&手術について書いています。
気持ちが大荒れだったところもそのまま書いています。
もし不安をあおることになってしまったらすみません。
1日目
8時半すぎに病院につく。
8時半から9時までに来るように言われていたのに,結局診察室に呼ばれたのは10時半もすぎたころだった。これだったら私だけ先に来て夫は10時すぎに来ればよかった…。
先生から稽留流産の確定診断結果と,今回の手術の内容を説明。
また,大量出血の場合に備えて輸血についての説明と同意書へのサイン。
夫はここでサインした後,帰宅。
「気を付けてね」って言ったら夫に「逆やろ(笑)」って言われる。
たしかに,入院して手術を受けるって意味では私が気遣われる側だけど,運転気を付けてねーってことだからいいじゃん。
私はすぐ隣の内診室に移動して,前処置の準備。
人によっては痛いって聞いてたので,どうしても緊張してしまう。
なるべく体が硬くならないように深呼吸してた。
超音波検査器が入ってきて胎嚢の場所を確認(?)。
「あれ?今日までに何か出ました?」って先生に聞かれる。
いや,さっき診察室で出血も何もないって説明したとおり何も出てません。
先週の診察でも5mmくらいの大きさで成長止まってたくらいだから,見えなくなっちゃったのかな。不安になる。
それからしばらく検査器がグリグリ探し回る。
先生は何も言わなかったけど,画像をプリントアウトする音はしてたからアタリはついたのかな。
「ちょっとつまむので痛いかもしれません」って言われた後に違和感。
これが子宮口を広げるために掴んだときなのかな?
それほど痛みはなく,違和感があるくらい。
カーテンの向こう側で先生が看護師さんにダイラパンの開封を指示してる。
最初は5mmのダイラパンで指示してたけど「3mmと4mmしかありません」ってことで3mmを2本との指示にかわった。
1本目(?)は痛いけどなんとか耐えられた。2本目から痛い。生理痛の重いやつ。
これ,痛みの程度が説明しづらい。私は普段の生理でほとんど生理痛がなくて耐性がない痛みだったから逃げたいくらい痛い。
やっと2本目入った…気がする…って思ってふーふー言って耐えたのに,カーテンの向こう側から「3mmもう1本」の指示が聞こえてくる…。
痛い!!!!生理痛の痛い場所がひろがって重くなる。
ひっって声が出て,先生に痛い?って聞かれたので「痛いです。ほんと痛い」って訴える。「ちょっと我慢してね」だって。
痛み止めとかないんですか?ってダメ元で聞いてみたら,ないわけではないんだけどねーって答え。じゃあ出してほしいですって言ったのに「うーーーん」って流された。
怪我したときみたいに処置されている場所が痛いんじゃなくて,下腹部の中全体の生理痛みたいな痛みが,ダイラパンの入ってくる都度重く鋭くなる感じ。
処置が終わったら,入院病棟の看護師さんが迎えに来るまで外来受付前待合室で待機。
座る角度によっては中のある部分がチクチク痛い時があるので重心ずらして痛くない場所を探る。
この時点でまだ11時半くらい。手術予定時刻は17時。
正直この痛みで5時間以上待つなんてほんと地獄かと思った。